サビについて

   
さびた屋根をそのままに放置しておくとどうなるでしょうか。
 いつかは孔が開いてしまいそこから雨が漏るでしょう。

 『青い惑星』と呼ばれる地球の最大の特徴は、水と酸素があることです。ところが私たちの身の回り、つまり自然環境で起こる腐食の犯人は、この水と酸素なのです。この二つのどちらかがないと腐食は起こりません。

 例えば、雨が降らず乾燥した砂漠では水分がないので腐食しません。腐食の原因となる水分は、雨、露などによってもたらされますが、それ以外にも腐食の原因となる水が存在します。例えば空気中の湿度がある程度以上になると金属の表面には薄い水の膜ができ、腐食が進みます。また氷や普通の蒸気は液体の水に変化しない限り腐食を起こしません。海水によって腐食を起こすのは海水の中に空気が溶けることによって酸素が存在するからです。


 塗装はわが国でもっとも多く使用される防蝕方法です。
塗料は、溶剤に溶かした樹脂など塗膜を形成する物質(ビヒクル)に水や溶剤に溶けない顔料と呼ばれる粉末などを加え、溶剤によって塗るのに適当な流動性を与えたものです。
塗膜を形成する物質(ビヒクル)に油を使うか合成樹脂を使うかによって油性塗料と合成樹脂塗料に分かれます。油性塗料に用いる油は大豆油、亜麻仁油などの乾性油で空気中の酸素と反応して塗膜になります。合成樹脂塗料にはフタル酸樹脂、ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、フッ素樹脂などが存在します。

塗装は基本的に下塗り→中塗り→上塗りと3工程で塗料を塗り重ねて行き、塗膜の膜厚を確保します。下塗り塗料には素地によく密着するとともに加えてある防錆顔料の作用で多少なりとも水分の腐食作用を抑制する特性が要求されます。上塗り塗料は着眼顔料によって美しい外観を与えるとともに太陽光による分解に強いことが必要です。中塗塗料は下塗りと上塗りをよく接着させるために用います。中塗塗料、上塗塗料とも、水分や酸素の侵入を抑え、また、高い電気抵抗によって腐食電池の作用を抑制することが必要です。

建物も車のオイル交換と同じで定期なメンテナンス(塗り替え)が必要であることは言うまでもないですし、これらが建物の寿命を延ばす一つの手段だということは十分理解できると思います。


【鉄筋の腐食で建物は崩壊する?】
 コンクリートは、圧縮荷重に対しては強靭ですが引張荷重には脆弱です。それを引張荷重に強靭な鉄筋で補強したものが鉄筋コンクリートです。属に言う『RC』。コンクリートのようなアルカリ性環境では鉄は腐食を妨げる皮膜を自然に作りステンレスのような強い耐食性を持つようになります。鉄筋は常に腐食しない環境にあるのです。ところが幾つかの要因で腐食が起こります。

1つはコンクリートの中性化です。コンクリートが固まるとき、原料のセメントと水の反応でできる消石灰:水酸化カルシウムがアルカリ性を与えるからです。空気中の二酸化炭素はこのアルカリ成分と反応し、中和します。中和はコンクリートの表面から起こりますが次第に内部へと進みます。そして経年していくうちには中性化がコンクリート内にある鉄筋の位置に達します。こうして鉄筋の腐食が始まります。

 これよりも早く鉄筋の腐食する原因があります。それはコンクリートのひび割れです。これは施工時や養生の不適切や厳しい使用条件、また地震や台風などの天災 に起因しますがこのような『亀裂』が生じたら直ちに補修することをお勧めいたします。
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